滋賀県大津市と京都府宇治市との境にある正法寺は、標高443mの岩間山中腹に位置することから「岩間寺」とも呼ばれています。
女人がこの神を崇めると美女になると伝承される「白姫龍」、雷神が水の乏しい岩間寺に水を湧かしたとされる湧水など、この寺には数多くの伝説が残ります。
本堂には、雷除け観音・汗かき観音・厄除け観音として名高いご本尊「千手観音」が安置され、その脇には「十一面観音立像」や「地蔵菩薩立像」(重要文化財)も祀られています。
他にも、不動堂の「不動明王二童子立像」なども眺めることができ、多くの参拝者が訪れます。