西国札所の中で最も東に位置する、岐阜県にある「谷汲山 華厳寺」を目指します。
「たにぐみさん」の愛称で親しまれる当山は、延暦十七年(798)に創建され、巡礼の満願・結願の地として厳かな雰囲気が漂います。
四季折々の移ろいの景色を味わうことができ、秋は紅葉スポットとしても知られ、参道から本堂に至るまで色鮮やかな紅葉を楽しむことができます。
「戒壇巡り」「精進落としの鯉」や、ご本尊の「十一面観世音菩薩像」が安置されている本堂を眺め、西国三十三所巡礼を終えた人々が奉納した笈摺・朱印帳等が置かれている「笈摺堂」や「満願堂」を巡ります。