JR嵯峨野線「亀岡駅」から田園風景を眺めながら、風情ある集落にたたずむ丹波の古刹、菩提山「穴太寺」を訪ねます。
慶雲2年(705)に創立されたと伝わり、江戸中期の再建とされる「仁王門」から境内を進むと、その正面に本堂があります。
本堂には、本尊の「薬師如来」と札所本尊の「聖観世音菩薩」が安置され、本堂内の右脇に横たわる「釈迦如来大涅槃像」は、撫でると病が治ると伝わり多くの人に親しまれています。
本堂と廊下で繋がる「円応院」では、京都府指定文化財名勝に指定されている美しい庭園を望むことができます。